このコラム欄では、声優の学校を卒業した後の事を書く事は少ないですが、結果的に入り口(教育機関)を間違えると大ごとになるので、あえて書いてみようと思います。
何が言いたいのかと言うと、大半の学校は2年間の流れとして、入学➡授業➡進路決定➡どこかのプロダクシュンに行く。という流れです。「当たり前じゃん」と思うかも知れませんが、声優になりたい人が少なく、新人を出そうという要素が強かった昭和の終わり頃から平成の5~6年位までならそのやり方で十分でした。
所が今は、その頃と比べればアニメなどの仕事は少しは増えてますが、それ以上に20年位前と比べると、一説には20倍位声優希望の人が増えてるのです。声優の学校も平成の最初の頃は東京しか無く、大きい所で3校前後でした。ところが現在はどうでしょう?主要都市には身近に声優の学校がありますね?
そのように、やりたい人が多すぎて仕事は超狭き門の状態なのに、大半の学校のカリキュラムや進路指導は平成の最初の頃とやり方は変わってません。むしろ、悪化してると思える事も耳にします。そんな古いやり方では、卒業後1~3年位の間に挫折を感じるのは目に見えてますよね。しかも高いお金を専門学校につぎ込んで、数年したら挫折。親や周りからは「ほら見なさい。うまくいく訳無いって言ったでしょ。」と言われるのは見えてますね。
重要な部分は企業秘密なので詳しくは言えませんが、形の上では広島声優塾も進路指導のやり方は他と一緒です。しかしそこに至るまでが、他と違うのです。何が今の時代は必要で、どういう人材が必要なのかという情報を、常に手に入れている人がリーダーだと間違いは少ないのです。
しっかりと考えて、これを読んでる人は後悔しない様にして下さい。
こっちも見て下さいね。⇒ https://h-seiyuu.com/2019/03/17/post-491