『二足の草鞋(わらじ)を履く』って言うことわざをご存知です??分からない方は、調べてみて下さいね。
ここの所増えて来てるのが、「正社員としてどこかの会社に就職して声優をやりたい」という考えの人が増えている様な実感があります。結論から言いますと、正社員をやりながらプロの声優にはなれません。
もっと正確に言うと、趣味やカルチャースクール的に養成所のレッスンを受け続ける事は出来ます。
いや、そんな理不尽な事は無い!と反論する人もいるかもしれませんが、残念ながら常識として当たり前の事です。
正社員という状態はどういう状態なのかを考えてみれば答えはすぐに出ますね。正社員になるという事は、その会社の仕事に責任を持たないといけませんし、残業になっても休日出勤になっても基本的には拒めません。その様に本業の方に気持ちやスケジュールをかなり縛られてしまう状態の人に、芸能事務所がまともな仕事を回すと思いますか?
芸能事務所はそういう理(ことわり)が分かってるからこそ、本業が別にあって、片手間の様に取り組んでいる様な人よりも、本気で声優を目指す為に、就職せずにあえていつでも休める様なアルバイトをしている人の方が高い志がある、とみなすのです。
また正社員で・・・という人の主張の特徴は、「将来の保障が不安」とか、「親が納得しないので就職しないといけないんです・・・」とか、「大学にいると正社員に向けての進路指導になるし、友人も就活してるので、そうじゃないと友人を失う。」などです。
もしこの文章を見てる人でその様な事を思ってるのなら、悪い事は言いません。「芸能業界には来ない方がいいです。」安易に二足の草鞋を履く様に考えてて、一流の活動が出来るほど楽な業界では無いのですよ!
金銭的にも、親孝行的にも、大学等の進路指導的にも、いい子や優等生で居たいのなら迷わず就職の方向を選んで下さいね。
広島声優塾は二足の草鞋を履く様な考えを持った人は、入所をお断りする事があります。なぜならカルチャースクールではなく、本気で声優を目指す人を全力でサポートする組織ですから!!
もし気になった方や業界に関する疑問点もお答えしますので、問い合わせを送信して下さいね。