90年代後半に第何次かの声優ブームが起こり(一説には第3次とも)、それ以来ブームが下火になる事も無く現在までずっと続いています。必然的に声優希望者も増えてきています。
仕事もそれなりにここ30年で増えていますが、なりたい人がそれ以上に増えており、ますます仕事に就くのが難しい時代になっています。
そこで今回は、近年特に増えて来た性格が業界に向かない人の特徴を書いてみますので、もし本気で声優を目指そうと思う人で、当てはまる事があったら一刻も早く直していく事をお勧めします。
①ちょっとの努力で上手くいかなかったら、すぐ諦める。
→特に声の仕事は、細かい表現まで出来ないと現場対応能力が無いとみなされるので、常に表現力を追求していく必要があり、引退するまで努力する覚悟が必要です。何をやっても長続きしない性格の人は、声優業界に来てはいけないのです。
②こうありたい、こうしたいという意思が強すぎる頑固な性格。
→歳を取ったら頑固になる、という事を良く聞きますが、残念ながら近年は若い世代にもこういう人が増えています。教育現場で、とても可哀そうに自主性をはき違えて教育されたせいなのでしょうか?上の人から言われ慣れてないのでしょう。ある意味、哀れにも思えます。
こういう人は表面上は納得したように取り繕っている人が多く、それは単にかわしてるに過ぎないのです。内面から変わってなければ全く意味がありません。結果的に使ってくれる人や世話になるべき人から嫌われますし、良い仕事が出来ない事になるのです。
③上下関係が理解出来てない人。
→一般社会もそうですが、芸能界は1日でも先に入った人が先輩です。完全服従では無いですが、少々無理難題を振られても快く対応する必要があります。そうやってこそ面倒を見てもらえて、良い仕事につながって行くのです。
➃友人や一般人からのアドバイスの方に流されていく。
→友人や一般人(近親者含む)ははたして芸能界の事を理解されてる人なのでしょうか?もし芸能人の近親者がいたら、疑問に思う事は起こらないでしょう。芸能界の事を分かって無い人の助言を聞くから、使ってくれる人や指導してくれる人に信頼を置けなくなるのです。機械が機械を教えるのではなく、人が人と交わるのです。お互いの信頼関係が構築されていかないと、どう考えても仕事なんて出来ません。
もっと書きたい事がありますが、今回はここまでにしておきます。
最低限上記4つの性格や考え方があるのでしたら、はっきり言います。声優(芸能)界に来てはいけません。頭の根底から変えられる事が出来そうに無い人は、早々と退散する事になるのです。趣味が通用する世界ではないのです。
かつて「何年か後を目標に変わります。」と言ってた人がいたのですが、今変わろうとしない人が、何年か経ったら変われる訳は無いのです。裏を返せば「あなたの言う事は納得しません」って事ですよね。どれだけ態度や考え方が自分中心で、BIGなのでしょうか!!